慢性的な便秘や下痢は“整体”という解決策がある!?

慢性的な便秘や下痢は“整体”という解決策がある!?

「2019年国民生活基礎調査」によると、便秘と自覚のある人は、人口1,000人あたり34.8%、特に女性では、43.7%もの人が便秘を自覚しているという結果が出ています1)。

また同調査では、下痢に悩む人の割合は人口1,000人あたり17.6%と報告されています。

便秘や下痢に悩んでいる人が多いということがわかりますね。今回は便秘や下痢を薬に頼らず回復させるための方法をご紹介していきます。

食事や運動などを頑張ってもイマイチ結果が出ない方はぜひ読み進めてください。

薬に頼る前に出来ることがある

便秘や下痢に悩んでいる方が真っ先にやる事の代表的な行動の一つはドラッグストアに行って薬を買うという行動です。

お店にはたくさんの種類の薬がありますが無理に出したり、止めたりするのはあまりお勧めできません。

薬によっては乳酸菌の力で自然に排便を促すのもありますが、刺激性の薬ですと腸の運動を活発にする機能がありますので用法容量を守らないと腹痛や長期服用で効果が感じなくなるということもあります。

下痢に関しても悪いものを排泄しないといけない場合は無理に止めることは症状が長期間にわたる恐れもありますので大事な仕事の前やトイレがすぐにいけない公共交通機関などを利用するときなどに限定したほうがいいかもしれません。

このようにお薬だけを解決手段にすることはいろいろとリスクがありますのでそれ以外のやり方をご紹介していきましょう。

胃腸の疲れが原因の可能性もある

食べ過ぎ 飲みすぎ ストレスなど胃腸は食事や飲食 メンタルなどに影響を受けやすい臓器です。

どのようにして胃腸が披露すると便秘になって来るのか簡単に解説していきます。

①胃腸が疲労すると蠕動運動がうまくできず、食べ物が長時間とどまります。

②そうすることで水分が過剰に吸収されて食べかすが固くなってしまいます。

③胃腸の疲労は背中(胸椎6番)肩甲骨内側当たりを硬直させてしまいます。

④胸椎6番は消化器系と関係が深いのでさらに動きを悪くしていしまいます。

⑤背中の筋肉の一部が硬直しそれが肩や背中に広がることで逆に腹部の力が抜けてしまう。

⑥背中の痛みとお腹のゆるみを結んだ線が背中当たりだと便秘で腰当たりだと下痢になる

一連の流れを書き記しましたが、全員にこれが該当するわけではありませんが、このような傾向が多く、施術する際の一つの目安にしております。

 

蠕動運動がカギ

便秘は腸の動きが悪いことだけだと思っている方が大半だと思いますが意外と胃の問題から始まり背中に緊張が伝わってお腹のゆるみを作ってしまうという事でした。

ここで大事なのが「蠕動運動」(ぜんどううんどう)です。蠕動運動とは腸管の口側が収縮(せばまる)し、肛門側が弛緩(広がる)して内容物を先へ押し出していく運動のことで、主に腸の内容物を移動させる働きを言います。

腸閉塞などで腸が捻転しますと蠕動運動が無くなり排便がなくなってしまいます。しかも栄養を吸収すことが出来なくなるのでどんどん体力が低下してしまい更なる疾病を招いてしまうという悪循環に陥ってしまいます。

普通の方はそこまでには至りませんが、蠕動運動の重要性をご理解いただけたかと思います。

自宅ケアは何があるの?

便秘解消の体操

簡単な体操ですが、消化器系の刺激には適しています。これをすることによって蠕動運動を活性化させます。

①仰向けになり膝を立てる

      

②右ひざだけかかえる

③左脚を上方向へ伸ばす

④一呼吸おいてから左脚をのばしたままおろしていく

⑤足首を外側へ少しずつ開くようにしながらゆっくり10秒ほどかけて下ろす。

⑥足が床についたら2呼吸分待って力を抜く 2から5を数回繰り返す

骨盤王国ではどんなことをするのか

便秘や下痢で整体院!?と思われるかもしれませんが、胃腸の負担は絶食や簡単な運動で回復していきますが、それでも難しい場合は私たちの出番です。

整体で体のゆがみを整えることで胃腸の回復を早めることが出来ます。骨盤王国での施術は背骨に沿って指でトントンと優しい刺激で叩くことで自律神経の働きを良くすることで自然治癒力を高めていきます。

このように安全なやり方で体に負担を掛けずに施術をしていきますのでどなたでもご利用いただけます。

最後に

一昔前は病院や投薬に頼ることが中心だったのですが、整体やストレッチで変わってくるので、まずはストレッチをやってみてください。

きっと今まで気づかなかった変化を実感できると思います。それでも変化がわからないというときは骨盤王国にご相談ください。