自転車競技と一言に言っても、様々なタイプの競技が存在しています。
ロードレース、トラックレース、BMXなどなど
それぞれに特有の運動特性がありますが、ここではアニメなどでも取り上げられ日本での競技人口も増えつつある「ロードレース」について紹介していきます。
自転車競技でのケガ
自転車競技によるケガで最も多いのは、転倒などによる外傷です。
ロードレースでは集団でかつ高速で自転車を走らせるので、接触などによる転倒でケガをしてしまうことが多いです。
外傷以外では、腰痛や膝痛、手腕の痛みなどがあります。
・腰痛
腰痛の原因としては、腰を曲げた前屈の姿勢が長時間続くことです。
また、腹筋や背筋などの体幹を支える筋が不足していることも腰痛の原因として挙げられます。
・膝痛
膝は自転車を漕ぐ際に大きな負担がかかってきます。
膝の周りには多くの靱帯や腱、筋肉などといった軟部組織があり、膝を保護していますが、使いすぎると壊れてしまいます。
・手腕の痛み
自転車のけがは下半身だけでなく、手や腕にも起こりえます。
長時間ハンドルを握りこんでしまうことで尺骨神経障害などの障害が起こります。
予防策
自転車競技によるスポーツ障害を防止するためには、まずはしっかりと長時間の運転に耐えられる筋力をつける事が大切です。
また、自転車に乗ってのトレーニング中も決して無理をしない、どこかおかしいと思ったらトレーニングを止めるという事も重要です。
自転車を漕いで進めるバイオメカニクスなどの理解や自転車に乗るときの基本姿勢の習得も重要です。
自分の体に合った自転車のセッティングで正しくペダリングするようにしましょう。
そして、体の歪みを改善する事もケガを予防し、さらにはパフォーマンスを向上させることにもつながります。
膝や股関節に歪みがあると、そこに余計な負担がかかってケガをしやすくなります。
こういった歪みを改善していく事で、より効率的にペダリングすることができるようになります。
まとめ
今回はロードレースにおけるスポーツ障害を紹介してきましたが、他の自転車競技においても自転車に乗るときのフォームというのは重要になってきます。
この時、体に歪みがあったら正しいフォームでペダリングすることは難しいです。
フォームを直してパフォーマンスを上げたい、ケガを予防したいという方はぜひ骨盤王国にご相談ください。
私たちが全力でサポートさせていただきます。