階段上るときに膝が痛い!?そんな人はもしかしたら変形性膝関節症かも

階段上るときに膝が痛い!?そんな人はもしかしたら変形性膝関節症かも

はじめに

痛い!
平地で歩く時は何も無いのに階段を登る時だけ痛い!

違和感を感じ始めてからどんどん痛みが増してきていて最近膝の形も変に感じる。

このまま痛みが増していって足の形も悪くなっていってしまうのか。。。

膝の痛みを訴えている方の過半数は変形性膝関節症と言われています。

もともとは40代に多い症状でしたが最近では若い方でも痛みや変形を訴える方も増えています。

手術のリスクは負いたくないけど何とかして治したいという方はこのまま読み進めてください。

こんな人は要注意!?変形性膝関節症になりやすい4つの特徴

・女性
・高齢者
・肥満体型
・O脚

などがなりやすい人の特徴として挙げられますが上の2つは生活していく上で仕方ないと思います。

ですが四つ目の肥満体型に関しては生活習慣で帰ることができるものになりますので諦めないでください。

・女性
変形性膝関節症は羅患者数をみても女性は男性の2倍以上いることがわかっています。

その原因は女性ホルモンに関係があるとされています。

筋肉や骨を健康に保つ際に必要な女性ホルモン「エストロゲン」が減ってくると変形が起こってしまい痛みにつながってしまうのです。

・高齢者
人間の骨というのは破壊と修復を繰り返して常に新しい骨に生まれ変わっています。

高齢になるにつれてホルモンや機能の衰えなどで骨を修復する作用が弱くなってしまいます。

そのため骨が弱くなり結果として変形や痛みにつながってしまうのです。

・肥満体型
膝にかかる負担は体重の3〜5倍と言われています。

つまり、体重70kgの人は膝に210〜350kgの負担がかかるというわけです。

真っ直ぐに正常の立ち方や歩き方が出来ていれば問題ないですが出来ていなければそれだけの重量の重さが膝にかかるというわけです。

・O脚
日本人は90%以上の方がO脚になっているとされています。

太ももの部分とふくらはぎの部分が捻れてなってしまうのがO脚ですがO脚では内側にかかる負担が大きく

それだけでも変形性膝関節症を助長してしまいます。

 

変形性膝関節症は必ずしも膝からくるものではない!?

変形性膝関節症は外科的手術療法で変形を治す。
また、ブロック注射などで痛みを和らげるという方法があります。

変形を治してしまえば痛みが出ることはありませんが膝は全身を支えるためにとても重要な器官になります。

手術で少しでもずれてしまったり、違和感があったりすると別の場所に支障をきたしてしまいます。

実際に病院で患者さんに聞いた話なのですが膝の痛みは良くなったけど、

腰が痛くなったという方や反対の膝に痛みが出てきたなど手術をした人でも悩みがありました。

変形性膝関節症には何種類か手術方法がありますがどの方法が合うかは人によって違うみたいです。

一方私たちは医者ではないので手術はできません。

そこでやれることとしては正しい歩き方、

筋肉の正しいトレーニング、

重心を正しい位置に調整する。

最初は違和感を感じることもあるかもしれませんが正しい使い方や正しい位置に戻すことが痛みをなくすための最初の段階になります。

今まで変形性膝関節症で悩まれてる方で足だけ治して完治した人を見たことがありません。

骨盤や他の場所をやり、姿勢や歩行から改善しないと痛みがぶり返してしまいます。

手術で膝をやったとしてもその後に体の正しい使い方を覚えさせる事が完治への近道になる訳です。

 

一般的な治療方法

変形性膝関節症はなる過程で十人十色の症状があります。

痛みの質や痛みの場所、姿勢、変形の仕方それぞれが個人個人によって全くの別物になります。

その方の状態を見てどこをやるか、どの様なアプローチをするかを決めていきます。

骨盤王国では足のみならず体からも治療をしていきます。

O脚などの下半身の問題で痛みが生じている場合はまず筋肉の緊張を取ったり捻れを解消していかなければなりませんが、

それが治った後には体からアプローチしていかないと根本の解決にはなりません。

またストレートネックや反り腰などにより悪い姿勢を作っている場合があります。

そこを優先的に治療していく事でより短い期間で回復していく場合があります。

 

最後に

この膝の変形は本当に治るのか。一生痛みを感じ続けなければいけないんじゃないかと心配しながら骨盤王国に来られる方が多いです。

何もしなければ痛みは消えないですし原因を突き止めなければどういう対処をして良いかもわかりません。

私は体の歪みからきていると知らずにより悪い姿勢を続けてしまって痛みが増してしまっている今の状態を何とかしたいと考えています。

より多くの方にこの事実を知ってもらって昔のようにスポーツをしたり足のことを気にせず過ごせる様になっていただければと思っています。

早期治療で快適な生活を取り戻しましょう。