立ち仕事がつらいあなたへ

立ち仕事がつらいあなたへ

立ち仕事と言っても様々な仕事があります。
美容師、看護師、保育士、販売業、ホテルスタッフ、警備員・・・
業種によって様々な不調が起こります。
長時間立ちっぱなしで足や腰がつらいという方のために、少しでも楽になってもらう方法を紹介していきます。

 

よくある不調

長時間立ちっぱなしの状態で起こる様々な不調の代表的なものをいくつか挙げていきます。

・腰痛

・足の裏の痛み

・脚のむくみ

などなど、基本的には下半身に関する不調が多いです。
また、職種によっては肩こりや首の痛みといった上半身に不調が出る場合もあります。

 

原因と予防策

立ち仕事によって起こる体の不調の原因と予防策を見ていきましょう。

・腰痛

腰痛の原因は長時間同じ姿勢でいることで、腰の周りの筋肉が固まってしまい無理に動かそうとすると痛みが生じるというものが多いです。
立ち仕事による腰痛の場合は、骨盤が前に倒れ腰の部分が反ってしまう「反り腰」という状態になっていることが原因であるケースが非常に多いです。
反り腰になると、首が前傾(ストレートネック)になったり、O脚になったりと腰以外への影響もかなり大きいので、注意が必要です。

予防策としては、骨盤が前傾しないように腹筋を使って下腹部を持ち上げるような姿勢で立つことです。
腹筋を使って上半身を支えるイメージです。
そうすることで背中側の筋肉が緩むので、長時間立っていても腰痛になりにくいです。

・足の裏の痛み

足の裏の痛みは長時間立ちっぱなしであったり、長い距離を歩いたりすることで、足の裏にダメージが加わり痛みに変わります。
立ち方、歩き方において、片足側に重心が乗っていたり、前後に荷重が偏っていたりすると、そのダメージを分散できず痛みが出てきます。
また、足の裏のアーチ構造が崩れてしまうと、荷重によるダメージを吸収することが難しくなり、足の裏に痛みが出やすくなります。

予防策としては、足の指のトレーニングです。
足の指を鍛えることで足の裏にある筋肉が育ち、足のアーチ構造がしっかり機能するようになります。

・脚のむくみ

長時間立ちっぱなしで動かない方や座りっぱなしの方にもよく起こる不調です。

原因としては筋力不足・運動不足が挙げられます。
むくみとは、血液中の水分が皮下組織に染み出し、溜まってしまった状態のことです。
本来であれば血管から染み出た水分は、血管やリンパ管に吸収されるのですが、それが吸収されずに残ってしまったという事です。
筋肉がしっかり動かされていれば、ポンプのように働いて水分を血管やリンパ管に戻してくれるのですが、筋肉が動いてないとむくみます。

予防策としては、踵を上げて下ろしての反復運動を行う事です。
ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれるほど重要な筋肉で、そのポンプ機能によって、立ちっぱなしでも血液中の水分を上に戻してくれます。

 

まとめ

今回は代表的な不調を3つ取り上げましたが、立ち仕事による不調は人によって様々あります。
あなたが立ち仕事をしている時に何かしらの不調を感じるのであれば、ぜひ一度、骨盤王国にご相談ください。
私たちが全力でサポートさせていただきます。