自己流は危険!突き指の正しい処置方

自己流は危険!突き指の正しい処置方

突き指とは

『突き指』は一般的には指の怪我の総称として使われます。

仕事での作業中や、ボール競技などで指先にボールが当たったりした時に起こる事が殆どです。指の腫れや痛み、動かしにくさなどの症状がありますが放っておけばそのうち治るだろうと軽く考えられがちですが、場合によっては骨折や脱臼、腱や靭帯の断裂がおきている場合もあり損傷が酷い場合は手術が必要な事もあります。

今回は怪我の中でも比較的に起こりやすい『突き指』について、症状や応急処置、またやってはいけない事についてお伝えしていきます。

突き指だからともっていたら骨折していたなんて事や放置していて後遺症で悩まされている方もいらっしゃいます。そうならないで良いように是非最後までお読みください。

どうしておこる 突き指

突き指が起こる原因はスポーツや転倒などにより瞬間的に指に縦軸方向に強い外力が加わった時に起こります

指には縦方向の力を和らげる構造はありません。その為、指の第一関節を伸ばす時に作用する伸筋腱がダメージを受けて損傷してしまいます。

単なる腫れでは済まされずに、腱の断裂や剥離骨折に進展する場合もあります。

突き指といっても様々な症状がある

突き指とは指を突く事で起こる怪我ですがいくつかのパターンがあります。

一般的な症状は軽度な状態であれば伸筋腱の損傷のみで痛みや腫れ、内出血が生じますが、自然と回復していきます。

しかし伸筋腱が部分的に損傷基節骨に剥離骨折がある場合は第一関節を伸ばす事が出来なくなり、常に指がまがった状態になります。このまま放置していくとスワンネック変形といい指の変形が起こる事もあります。

また突き指の衝撃が強いと骨折や脱臼が引き起こされてりします。この時は非常に強い痛みと腫れを伴って指を動かす事が困難になります。

突き指をしてしまった時の対処法と誤った処置

まずは安静

突き指をした際に引っ張れば治ると言われた事があるもいらっしゃるのではないでしょうか?
これは絶対にしてはいけません!突き指をした患部を引っ張ると靭帯が損傷してしましいかえって悪化してしまう可能性があります。

アイシング

突き指してすぐは痛みが強く、患部が腫れて熱を持ちます。
そんな時は患部を冷やすことで炎症を抑える効果があります。

この時気をつけたいのが患部に直接当てるのではなく氷嚢や保冷剤やタオルに包んだものを当てる。15分~20分当てたら1時間ほど末端冷やすのをやめる。また冷やすのは痛みや熱感がある間の1日から3日程度で大丈夫です。

なかにはマッサージや温める方がいらっしゃいますが温め動かしてしまうと炎症が強くなり余計に痛みが増す場合がありますので絶対にしないでください。

患部を固定する

患部を動かさないようにテーピングや包帯などで固定しましょう。痛みや腫れが引いてきたら痛みのない範囲で動かすことを意識して曲げ伸ばしを繰り返しましょう。

固定をしたままにする方もいらっしゃいますが、固定したままだと曲がりにくさや伸びきらないなどの2次的な症状が出る場合もあるので、固定しすぎない様にしてください。ここで紹介したのはあくまでも対処方です。

明らかな変形がある。全く指が動かない、腫れや痛みが全然引かない場合は自己判断はせずに、必ず専門の医療機関も受診をしてください

当店での施術

骨盤王国では最初に突き指を治す為に患部の循環を良くして回復を早めるように施術を行います。

突き指後は筋肉や靭帯が硬くなり柔軟性がなくなっている状態になるので、循環を良くすることで突き指が綺麗に早く治ります。

次に突き指の衝撃が手首や肘、肩などにも影響している場合もあるので全身の検査をしていきます

ここで当店の施術の流れをご紹介していきます。始めに患部の状態を確認し、体全体の状態を確認していきます。

今回起きてしまった突き指の痛みだけではなく、他の箇所の歪みも同時に施術していきます。例えば怪我をして痛みがある場合は、患部の痛みがでない様に体を使ってしまいます

そうすると代償作用などで今度は手首の痛みや肘、肩の痛み等二次的な症状が現れます。そうならない様に突き指の痛みといった症状だけではなく、歪みなどの二次的な怪我、症状を抑えていきます。

最後に

突き指も放置していたら二次的に様々な問題がおきます。

過去に突き指の経験があり、それから指が曲がりにくい、痛いなどは放置せずにしっかり良くしていくことをお勧めします。是非一度 当店にご連絡ください。