はじめに
日常生活で特に意識せずとも胸がドキドキしたり脈が速くなったりした経験はありませんか?おそらく殆どの方は何かしら経験があると思います。今回はそんな「動悸」について説明していきたいと思います。
動悸はなぜ起こるのか、その原因とは?
1.カフェイン、アルコール、ニコチンによるもの
コーヒーやお茶に含まれているカフェインやお酒に含まれるアルコール、そしてタバコに含まれるニコチンには自律神経を刺激することで、血圧を変動させて脈拍を速くする作用があるのです。
これらを多量に摂取すると、胸が苦しくなったり、ドキドキバクバクと動悸のトリガーになる事があります。お茶やコーヒー、お酒は適量を心がけタバコは禁煙するのが良いでしょう。
2.緊張や興奮
刺激的な経験をしたとき、人前で話すとき、告白する時などは脈拍が早くなることがありますね。この反応は自律神経の影響で体が興奮して起こる反応になります。
原因が何かハッキリわかる場合はそこまで不安になる必要はありません。ただし何もしていない時に動悸を感じる場合は早めに専門機関に行きましょう。
3.薬によるもの
ある程度の年齢になると、心臓や血圧の薬を摂取している方も少なくないと思いますが、交感神経を刺激して血管を拡げたり、腸内の動きを活発にすると動悸が発生することがあります。
他には糖尿病に使用するインスリンや血圧の薬を急に止めてしまった場合でも引き起こされることがあります。
4.更年期障害によるもの
女性の場合、更年期を迎えると急にホルモンの分泌が減少するので自律神経が乱れてしまい、心身にいろんな影響がでます。
それによって更年期にでてくる動悸は単体で発生するより、イライラやほてり、眩暈など他の更年期疾患と同時に発生することが多くある傾向にあります。
この動悸が危険かどうかの目安
この動悸が危機的なものかどうかは動悸が発生されるまでの運動の量が目安となります。階段3~4階くらいまで、または駅の階段を休憩なしで休まずに昇れた場合は特に問題はありません。
動悸や息切れで途中休憩をしなければならない場合などは注意が必要になります。その場合は先ず専門機関へ早めの受診をお勧めします。
高齢者の方の場合、同世代の方と歩行している時に特に足腰に問題はないはずなのに動悸や息切れがして自分だけ遅れをとる場合は注意が必要です。こういういったケースは肺の疾患や心不全、貧血が疑われます。
一般的な動機の検査や治療
【検査の種類】
・血液検査
・胸部X線検査心電図検査
・運動負荷心電図
・心臓超音波検査
などがあります。
【治療】動悸はすべてが治療の対象というわけではありません。安静にしておけば治る場合もありますが、それぞれ症状の状態に応じた治療が必要になります。
もし不整脈が原因によって治療が必要になる場合は薬物療法や不整脈の発生箇所を焼いて治療するカテーテルアブレーションやペースメーカーを前胸部に埋め込む場合があります。
当店ではこんな施術をしていきます!
当店では動悸に対し、まず状態をしっかり把握する為にしっかりカウンセリングを行います。カウンセリングで専門機関の受診が必要と判断した場合は無理に施術をすることはありません。
患者さんにとってベストな選択を提案させていただきます。次に独自の検査法で全身を検査して根本にある原因を探して行きます。
施術は動悸だかといって心臓付近を入念にやるという事はありません。その理由として動機は心臓の症状ですが、心臓だけの原因だけでなく他に原因が隠れていると考えているからです。
ほんの一例を出すと骨盤が後傾することによって背中が丸くなり猫背の状態になると肩が巻き肩甲骨は開いて体の前側が圧迫される形になります。
そうなると体の前側の前胸部にある心臓へのストレスが継続的に強くかかってしまい、動悸が起きやすい状態になるという風な考えです。
施術は老若男女が安心して受けられるソフトな施術で、初めて施術する患者さんには「そんな軽い施術で大丈夫なの!?」とよく言われます。
ですので強く揉んだり骨をバキバキしないのでご安心下さい。
当院から皆様へメッセージ
動悸で病院に行ったけど検査も特に異常はなく、薬を飲んでいるけど芳しい効果を感じないといった方もおられると思います。
ひょとしたら他の原因が体のどこかに潜んでいるかもしれませんよ!原因や治療方法が分からないと不安になりますね、一度我々にご相談ください。
お悩みを一緒に解決していきましょう!健康で明るい人生を送るためのお手伝いをさせていただけたらと思います。