ご両親から内反足で治療していたと聞かされたり、大人になった現在でもリハビリを続けている方で腰痛など身体の不調でお悩みではありませんか?
内反足は内反尖足とも呼ばれ、生まれつき足に変形がある疾患です。
内反足の治療自体は整体で行うことはできませんが、内反足の影響による腰痛などの身体の不調に対しては整体で解決できる可能性があります。
今回は先天性内反足について一般的な治療法や当店の考え方についてお伝えします。こちらを読むことでお悩み解決のお手伝いができれば幸いです。
先天性内反足とは
生まれた時から足の変形が見られる疾患で1,000人に1人の割合の発生率と言われています。原因不明で放置すると歩行困難になる可能性が高くなります。
足の変形は足首から下が内向きに変形し足底が内側を向いた状態になります。歪み方は内反・内旋・尖足・凹足(土踏まずが高くなる)となり、早期の治療が必要になります。
基本的には病院で治療しない限り矯正はできないと言われています。
内反足には後天性もあり、原因ははっきりとわかっていないですが、一般的に脳性麻痺や急性灰伯髄炎(ポリオ)・脳卒中後遺症などで下肢が麻痺してしまうことが原因と考えられています。
一般的な内反足の治療法
先天性内反足の場合は基本的に矯正ギプスを用いますが、矯正ギプスでの治癒は15%ともいわれています。
重度の場合や矯正ギプスで矯正できない場合はアキレス腱を切るなどの手術を行います。
先天性の場合は身体の成長とともに装具やリハビリが必要になりますし、状態によっては追加で手術を行う場合もあります。
後天性内反足の場合は脳から身体を動かす指令が届かなくなり筋肉が痙縮という緊張が強くなる状態になりますのでリハビリ等で筋肉に刺激をいれたり補装具を付けたりします。
当店の考え方
内反足は病院などの医療機関での治療が必要です。整体で出来る範囲ではありません。しかし、その後のリハビリや内反足による身体の不調(腰痛・肩こり・歩行時痛など)は整体で対応できると考えています。
当店にも先天性内反足で手術をされた方は多く来店されています。その方々の足の状態は足首や足先にかけての骨、関節に極端に可動域制限がある場合が多いです。
さらに両足同じように可動域制限や歪みが起きているわけではなく左右差があります。
若い頃は気にならなかったが年を重ねるごとに色々と不調が出てきたと言われる方が多いです。
足首や関節に可動域制限があると足全体の筋肉がうまく使えていない状態になり背骨や骨盤に負担がかかり続けます。
結果、左右差で歪みが強い方に負担がかかり続けその部位をかばうように歪みが起こり腰痛・肩こり・歩行時痛などの不調を起こしてしまうのです。
年齢による関節周りの腱や靭帯の柔軟性低下や全身の筋力の低下が重なると負担がかかり続けた部位をかばいきれなくなりより強い不調に繋がります。
当店ではそのような身体の不調に対し、独自の検査・施術を行うことでいち早くお身体をよくしていくことができるのです。
足だけ・腰だけ・肩だけの施術ではなく全身の状態を把握したうえで全身を調整します。
さらに座位や立位・歩行時などそれぞれの体位で身体がどのようになっているか確認しながら施術を行います。
トントン整体法とは
当店はでは独自の施術法「トントン整体法」を行います。
身体に負担がかかっている部位や歪みがある部位は血液循環が低下しています。その部位が多いほど全身の血液循環も低下してしまうのです。
その状態ですと、身体が持っている回復力も低下してしまいますので、お身体の不調が長引く原因にもなります。
トントン整体法では身体にトントンと軽い刺激を入れることで全身の血液循環の向上を促します。
そうすることで本来体がもっている回復力を高めることができ、お身体の不調をいち早く良くすることができるのです。
最後に
先天性内反足の治療は整体で出来る範囲を超えています。しかし、その後のお身体の不調でお悩みの方はあきらめる必要はありません。
先天性内反足によるお身体の不調でお悩みの方は、最初に私たちにご相談ください。