アキレス腱付着部症ってなに？
アキレス腱付着部症とはアキレス腱の付着部に繰り返し負担がかかり炎症が起きた状態を言います。
一般的には踵の骨に異常がなく、アキレス腱が断裂していない状態で、アキレス腱の付着部や滑液包に押した時やつまんだときに痛みがあること、階段の上り下りや歩行時に痛みがあるとアキレス腱付着症といわれます。
足首を動かしたり、靴を履く、仰向けで寝ると痛いという方もいらっしゃいます。
アキレス腱付着部症を細かく見ていくと、
アキレス腱に炎症が起きている「アキレス腱炎」、
炎症が進行し慢性化すると組織が石灰化や骨化する「アキレス腱石灰化症、骨化症」、
踵の骨とアキレス腱の間にある滑液包に炎症が起きてしまう「アキレス腱滑液包炎」があります。
原因は？
固い革靴・パンプスや新しい靴を履き始めたことが原因となることもあります。
また、体重増加、スポーツなどで繰り返しアキレス腱に負担がかかったり、アキレス腱やアキレス腱につながっているふくらはぎの筋肉の柔軟性が低下することでも発生します。
中にはまれに踵の骨や足の形の異常が原因となることもあります。
ですので、最近急に運動量が増えたり、よく走る方、足首の固さが気になっている方は要注意です！
一般的なアプローチ
急性期の場合はアイシングで炎症を抑えます。
テーピング、サポーターをしたり、運動時や歩行時の負担を減らすためにインソールを作ることもあります。足にあう靴を選ぶということもとても大切です。
ふくらはぎの筋肉が固い場合はストレッチを行いふくらはぎの筋肉の柔軟性を出し、アキレス腱の負担を減らすことも必要です。
また、痛みを和らげるために非ステロイド系の消炎鎮痛剤が処方されます。
痛みが強い場合はステロイド注射をする場合もありますが、アキレス腱断裂のリスクもあるため慎重に判断されます。
腱が変形していたり、骨棘ができている場合は内視鏡で手術をし、切除します。
骨盤王国でのアプローチ
アキレス腱にはほとんど血管がないため一度炎症が起きると治りにくくなります。やりたいスポーツを思うようにできなくなったり、日常生活にも影響が出ることもあります。
ですので少しでも違和感を感じたり、痛みが出た場合には早めに当店へご相談ください。
骨盤王国では痛みが出ているアキレス腱や踵だけでなく、身体全体を検査してなぜ負担がかかっているのかを見ていきます。
痛みが出ているのが踵だったとしてもそこだけに問題があることは少ないからです。
日常生活での負担のかかり方を一緒に考えたり、検査で探していきます。
そうすることで、根本原因からアプローチすることで今の痛みだけでなく、身体全体の機能を上げていくので今後の再発防止まで行えます。
最後に
「踵やアキレス腱が痛むけど何が原因かわからない…」
「ネットで見たストレッチやマッサージをしてみたけど改善しない…」
「病院でアキレス腱付着部症といわれたけど一向に良くならない…」
などの不安を抱えている方はぜひ一度当店へご相談ください。
足の専門家であるスタッフが根本原因を見つけ、しっかりサポートしていきます。
