膝関節が腫れて痛みや違和感がある、膝が不安定な感覚があるなどありませんか?もしかしたら膝関節捻挫かもしれません。
今回は膝関節捻挫について詳しく説明していきますので最後までお読みください。
膝関節捻挫とは
膝関節捻挫とは、不自然な形に捻ることで関節の靭帯や腱、軟骨、半月板などが傷つく怪我のことです。
関節部分の血管が傷ついて内出血を起こすとその部分が腫れてきます。こうした炎症、傷などの刺激により痛みが起こります。
靭帯の傷つき具合により3つのレベルに分けられます。
捻挫のレベル |
靭帯の状態 |
レベル1 |
靭帯が一時的に伸びている状態 |
レベル2 |
靭帯の一部が切れて、関節が少し不安定な状態 |
レベル3 |
靭帯が完全に切れていて(靭帯断裂)、関節が不安定な状態 |
捻った時の力のかかり具合により、靭帯だけではなく筋肉や腱が傷ついたり、靭帯に強く引っ張られて骨の一部が剥がれる剥離骨折を起こすこともあります。
膝関節の靭帯
膝には4つの靭帯があります。
・内側側副靭帯
・外側側副靭帯
・前十字靭帯
・後十字靭帯
膝の外側から内側に向けて外力が掛かることで受傷する内側側副靭帯損傷が一番発生頻度は高いです。
膝の内側から外側に向けて外力が掛かることで受傷する外側側副靭帯単独では損傷が起こりにくいです。
膝関節の中にある前十字靭帯を損傷した場合は保存療法では治りにくいため、手術療法が多くなっていきます。
膝関節捻挫の原因
膝関節捻挫の原因としては、強い力が瞬発的に掛かったことで関節周囲の軟部組織が損傷してしまうことが原因です。
強い力が瞬発的に掛かるものとして、接触によるものと非接触によるものがあります。
接触によるもの…サッカーやラグビーなどのコンタクトスポーツ中に選手同士がぶつかるなど接触によるもの。
非接触によるもの…バレーボールやバスケットボールなどのジャンプの着地や急な方向転換などの非接触によるもの。
膝関節捻挫の一般的な治療法
怪我をした直後は、しっかりと応急対応をしましょう。
〇患部を頭より高くして安静にする
〇患部をしっかり冷やす
〇包帯やテーピングで患部を軽く圧迫する
怪我した直後の応急対応で治りが変わってきます。
病院に行き医師の診断を受けます。医師は特定の方法で脚を動かして、膝の靭帯に断裂がないか確認します。
最初は膝の痛みが強いために確認が出来ないことがあります。通常は痛みが強いために、まず画像検査(X線検査)によって骨折がないか確認します。
いきなりMRI検査をされることは、ほぼありません。次なようなときに実施されます。
・重度の損傷が疑われるとき。
・応急対応を数週間行っても症状が消えない時。
その後の治療に関しては、捻挫のレベルにより治療法が変わってきます。
レベル1 |
保存療法 |
包帯もしくはサポーターと冷湿布で2~3週間の固定。 |
レベル2 |
保存療法 |
ギプスなどで3~4週間固定。 |
レベル3 |
手術療法 |
関節鏡を用いて、小切開で行う関節鏡手術が一般的。 |
固定期間終了後は可動域の回復、筋力低下を最小限で抑えるためにトレーニングを開始します。軽度、中度の場合は膝を強化する運動が早めに勧められます。
スポーツなどに復帰する期間は、捻挫のレベルによって固定期間が違うために違いますが固定期間が長くなるほど復帰までの時間を要します。
骨盤王国での膝関節捻挫へのアプローチ
膝関節捻挫へのアプローチとしてまず、怪我した直後は応急対応をしっかりとして整形外科に行って画像検査をして診断を受ける事をお勧めします。
検査の結果骨や靭帯に問題がない場合は、整体で体全体のバランスを整えていく事で膝関節捻挫のお悩みが一日でも早く解決していくかもしれません。
その理由は、膝だけの問題ではなくバランスが崩れる事によって膝に負担が掛かることで症状が長引くと考えるからです。
また体全体のバランスが崩れていると血液循環が悪い状態です。血液循環が悪いと自分の回復力が全身に行き届きにくい状態なので痛みも引きにくいです。
血液循環を良い状態にすることで、回復力が全身に行き届きやすい状態になるので早く痛みも引いていきスポーツなどにも復帰が早くなります。
トントン療法とは
トントンと軽く叩くことによって血液循環が良くなり、回復力が全身に行き届きやすくなる画期的な整体法になります。
また体に負担が少ない整体法なので、お子様からお年寄りの方まで安心して受けることが出来ます。
最後に
今回は膝関節捻挫について詳しく説明しましたがいかがでしたか?
膝関節捻挫での痛み、膝の不安定感を感じてお悩みでしたら体のバランスを整える事で血液循環が良くなり自分の回復力が全身に行き届くことで症状が少しでも早くお悩みが軽減していくかもしれません。
痛みや膝の不安定感でお悩みの方は是非骨盤王国にお任せください。