右手の握力が入らず大好きなバドミントンが出来ない
昔から、バドミントンをやっておられる福岡市在住の外資系企業に勤務する40代の女性。ここ一年前から右手の握力が入らず右肘の痛みもあり大好きなバドミントンが出来なくなったとのこと。数箇所の病院へ行くもののX線検査を受けてもいつも異常なしと言われ帰らされていたとのこと。また、何度か整体と言われるところや鍼と言われるところ、更にはバドミントン仲間からの紹介によって各種治療院にも行ったことがあるとのこと。しかし、いずれも症状がこれといって変わることはなく遂にこの一年間一切バドミントンと疎遠状態になっているとのことです。バドミントンは元々社会的交流の場としてはじめたそうですが、今ではこれまでの仲間との交流も減ってきており落胆した気持ちが自分で明らかに分かるとおっしゃっていました。とにかく、一刻も早くバドミントンに復帰して再度仲間との交流を深めたいとの一心で来院されました。出来れば、3ヶ月から半年以内で復帰したいとのことです。
【お悩み】
□バドミントンが出来ないことによって仕事への影響も出ている
□右手の握力減少
□右肘の痛み
【検査】
□主に、右手第二指・橈骨・鎖骨・第一肋骨・胸骨・仙骨の異常
【1回目の治療】H28年6月23日
本日が1回目の治療。主に、肘関節・肩関節・第二指の治療。
【2回目の治療】H28年6月24日
本日が2回目の治療。調子の変化はあまり見られないが、前回の治療によって右手第二指・橈骨・鎖骨の状態の変化が検査で確認できる。本日は、前回同様の治療をより細かく施す。
【3回目の治療】H28年6月29日
本日が3回目の治療。少し調子に変化が見られるとのこと。前回・前々回の治療によって右手第二指・橈骨・鎖骨の状態の更なる変化が検査で確認できる。本日は、胸郭の治療へと移る。
【4回目の治療】H28年7月4日
本日が4回目の治療。前回の治療後から自覚症状が全くないとのこと。これまでの治療によって初診時に行った検査の異常はなくなっている。しかし、仙骨と首の異常はある。本日は仙骨と首を軸に施術を施した。
【5回目の治療】H28年7月8日
本日で5回目の治療。前回同様相変わらす調子がいいとのこと。バドミントン再開を伝え、本日は状態確認のみを行い終了。これからは経過観察を勧め1ヵ月後の来院を伝え一旦本格的な治療は本日5回目をもって終了です。
【6回目の確認治療】H28年8月7日
本日は約一ヶ月ぶりの来院。どんなにバドミントンをしても全く症状がないとのこと。また、再度交流も深めていけているようで非常にご満悦の様子。改めて検査をするがまったく異常なし。経過観察も順調に行え何も問題がないので本日をもって正式にお悩みの治療は終了を伝えました。
【まとめ】
正確な検査と治療を施すことで長期での治療はほぼ皆無になります。一年以上悩み続けた今回の場合もわずか4回目の治療で患者のお悩みは解決されておりました。そして、経過観察も治療の一環として非常に大切なことです。合計6回で十二分に治療を終えることが出来ました。いずれにせよ、一刻も早くバドミントンに復帰して再度仲間との交流を深めたいとの一心が見事に叶って本当に良かったですね。