手術後、腰痛が再発。痛さのあまり座ることも出来なかったが3ヵ月後には完治
本日で、10回目の施術を受けられた30歳の女性。
元々、腰痛をもっていた30代の女性。しかし、腰痛といえども日常の生活に何一つ不自由なことはなく、ごくごくたまに腰が痛いという程度だったそうです。しかし、三年前に下垂体の手術をした半年後あたりから信じられないほど腰痛にみまわれ、事務の仕事にも支障が出るほどの状態になったそうです。就寝中も仰向けで寝ると激痛が走り、この二年半もの間睡眠不足も続いているとのことでした。病院や治療院にこの間、沢山行ったそうですが、全く変化がなく、悩み悩んだあげく苦痛の表情前回で当院に来院されました。
【問診で私が重点を置いたこと】・・・今までの経緯のお話しをじっくりと伺うことです。
【お悩み】
□座るとお尻から足にかけての痺れと激痛
□事務の仕事が手に付かなくなり退職を検討している
□どこに行っても原因が分からないと言われるから今後が不安
□体を後ろに反ると激痛が走る
□とにかく仰向けで寝れない
□痛みで目が覚めるから、睡眠不足でめまい等数多くの不調が現われてきている
・・・ということでした。
【可動域検査】
- 肋骨回旋が極端に弱い
- 右肩甲骨下角下がり
- 頚部の屈曲伸展側屈時に首肩背中の激痛
- 仙腸関節可動域の制限
- 右股関節可動域の制限
- 坐骨の左右高低差
【1回目の調整】
まずは、頭蓋骨矯正のため脳の活性化に向けた治療を行いました。脳脊髄液の循環を正常にする治療です。結果、仙腸関節可動域の制限と、頚部の屈曲伸展側屈時に首肩背中の激痛はあっという間に完全されました。また、体を後ろに反ると激痛が走るとおっしゃっていましたが、それも少し軽くなり、可動域も格段にアップしました。
【2回目の調整】
仕事中にお尻と足の痺れならびに痛みが少し落ち着いてきているとのことで喜んで来院されました。しかし、座位から立位になるときの痛みはまだ残るとのことでした。本日は、前回の治療効果測定から始めました。戻りはなく順調でしたので、引き続き頭蓋骨矯正を施しました。主に、蝶形骨と前頭骨、後頭骨の治療です。その中でも、特に蝶形骨の調整に集中しました。少し、肋骨回旋が出てきました。
【3回目の調整】
痛みで目が覚めることがなく仰向けで寝ることも出来るようになってきていますとのことで来院されました。また、ここ最近化粧ののりがいいような気がしますとのことで大変喜んでおられました。本日は、前回同様の治療と、内臓治療を施しました。肋骨回旋がますますスムーズになり、坐骨の左右高低差と右肩甲骨下角下がり、右股関節可動域の制限の四箇所が同時に変化が出てきました。
【4回目の調整】
睡眠がしっかり取れるようになり、そのおかげかめまいや肩首の痛みがまったくないとビックリした様子で来院されました。しかし、まだ座位から立位になるときのお尻と足の痛みが少しだけ残るということでしたので、くも膜と軟膜の間を流れる髄液調整と、ならびに仙骨の調整を施しました。その後、蝶形骨を中心に頭蓋の矯正も施し本日の治療は終了。
【5回目の調整】
今までの悩みがうそのようですとおっしゃられて来院されました。本日は、初診同様お体の再検査を行いました。その結果、異常は全くない状態でした。その後、お体全身の体液循環を更にあげ調子を安定・継続維持させるために筋膜レベルでの調整を施しました。
【6回目から8回目の調整】
相変わらず体調がいいようです。尚、状態を安定させる目的で6.7.8回目は3日間連続して診せに来ていただきました。この3回の治療は頭蓋のみの治療と、細かい検査を重ねました。次回は、様子をみるために3週間後に診せに来て下さいと伝え本日は終了。
【9回目の調整】
状態は戻ることなく、それどころか冷え性も改善されているとのことでとても喜んでおり最近では食事がおいしく感じますとのことでした。本日は、検査と頭蓋の調整のみです。次回は、2ヵ月後に診せに来て下さいと伝え本日は終了。
【10回目の調整】
2ヶ月ぶりの本日、生まれたての体みたいですとおっしゃられて来院されました。相変わらず絶好調とのことです。最後に、患者さんとお話しをしました。結局、下垂体の手術半年後からとてつもない腰痛に襲われた根本原因は、頭にあったということなんですねと患者さん自身がおっしゃられておりました。その通りですとお答えしそして、改善もできたことでとてもお喜びいただきました。またお体の多くの場所に動きの制限や痛み痺れ、めまいやコリ、冷え性なども改善され晴れて卒業していただき、これで仕事も辞めずにすみますとおっしゃられて安堵の笑みを浮かべて帰られました。後日、同じ会社の方のご紹介をしていただけました。ありがとうございます。そして、本当によかったですね。