お母様方、こんにちは!
はじめましてのお母様方もいらっしゃるかと思いますので、まずはご挨拶を。
わたくし、骨盤王国のジョーと申します。お母様方の強い見方です(笑)
早速ですが、多くのお母様方が、日々の家事・育児、毎日のお買い物、旦那様の帰宅待ち、赤ちゃんの各種手続きなどなど、
毎日毎日が、戦場のようで目が回るほどの忙しさに追われているお母様方が多いことかと思います。
そこで、そんなお母様方に伺います。最近、お体の調子はいかがでしょうか!?
このブログを見ていただけているということは、おそらく少しお体の調子が悪いのではないのでしょうか!
前回の私のブログでは、産後の腰痛のお母さん方、皆さんにお勧めではありましたが、
そんな中でも特に、『偽性坐骨神経痛』のお母さんに特にお勧めの対処法をご紹介させていただきました。
そして、その偽性坐骨神経痛の中でも、特に、
- 仰向けに寝た姿勢
- 寝返りをうつ時
に症状が誘発されるお母さん方に向けて書いてきましたが、実際にやってみていかがでしたでしょうか?お悩みが大幅に改善されたお母様も多くいらっしゃることと思います。
実は、前回のこの対処法は、既に当院にご来院いただいておられます産後のお母様方には常にお教えしてきた方法なのですが、実に多くのお母様方に大変喜んでいただいている実績ある対処法なのです。
読者のお母様方もこのまま是非継続して行って下さいね。継続すればするほどお体の状態が安定してきます。しかし、残念なことに頑張ってやってみたけど思いのほか効果がなかったという方は、再度お体の細かい動くきに気をつけながら行ってみて下さい。必ずよい結果が出ますよ!今のお体のお悩み解決のためにあきらめないで頑張って下さいね。
そして今回は、前回予告していた通り、偽性坐骨神経痛の中でも『特に、ベッドから起き上がる時、ならびに前屈みから身体を起こす動作』で痛みが起こりお困りのお母さん方に向けて書くこととします。
尚、前回の『コレで解決! 産後の腰のトラブルの原因と対処法をご紹介』のブログをまだご覧頂けてないお母様方のために、前回のおさらいを少ししてみたいと思います。。
既に読んでいただいているお母様方も沢山いらっしゃることと思いますが、是非もう一度おさらいのつもりで読んでみて下さい。
まずは偽性坐骨神経痛についてです。
そもそも、どんな方が偽性坐骨神経痛に当てはまるかというと・・・
・病院でレントゲンやCTスキャンでは発見できず異常はないと言われた方。でも、痛いという方。
・抗炎症剤もほとんど効果がなく、まだまだ痛いという方。
こういう方は偽性坐骨神経痛である可能性が非常に高いです。
そして、症状としましては・・・
・身体を動かしている最中に神経が圧迫されて痛みが起こります。
・そして、この種の痛みの多くは片側だけに起こり、腰にあるえくぼのような窪み部分に、その痛みが出ます。
・更に、ふともも周辺にちょっとした痛みとして感じることもあります。
・しかし、本当の坐骨神経痛のように下肢まで及ぶことはありません。
これが、偽性坐骨神経痛の方の症状なわけです。
そもそも、妊娠中や産後の腰痛で苦しむ女性は沢山います。その中でも、頻発するケースは、坐骨神経痛によるものではなく、仙腸関節を始まりとする痛みであって、その元となるのが靭帯を緩くする妊娠性女性ホルモン(リラキシン)なのです。
このホルモンの作用によって仙腸関節の可動性が増して、時にそれが度を越してしまい、骨盤を形作っている骨一つ一つがそれぞれに可動性をもつために、上記に書いた症状が出てしまいます。
ただし、これらの苦しみの解決法に、痛みを誘発する動きの管理法があることを覚えておいて下さい。
そして前回は、仰向けに寝た姿勢と、寝返りをうつ時に症状が誘発されるお母さん方に向けて書きました。
※前回のブログのタイトルは、【コレで解決! 産後の腰のトラブルの原因と対処法をご紹介】です。是非、骨盤王国HPから再度、ご覧頂ければと思います。
そして今回は、『特に、ベッドから起き上がる時、ならびに前屈みから身体を起こす動作』で痛みが起こりお困りのお母さん方に向けて書くこととします。
では、まず
- ベッドから起き上がる時についてです。
前回の、仰向けから横向きの姿勢になったところ
で、下側の脚を胸に引き寄せて身体をひとつのかたまりにします。
両方の腕で胸を押し上げ、お尻を軸にして身体を反転させ、両方の足全体をベッドから出しましょう。
こうして座位になったらベッドサイドまでお尻を滑らせます。そして、重心が足にのるように、身体を軽く前に傾けてお尻を前に出しましょう。
この時、背中が曲がったり肩が上がったり腰が丸くなったりしないように注意してください。更に、勢いをつけるのではなく、一枚の板のように胴体をひとつのかたまりにしたまま、骨盤の動きを使って身体を起こしましょう。特に赤ちゃんを抱っこしている時には、同じような動きで椅子から立ち上がってください。
※ここまでの注意点として気をつけたいこと・・・身体をひとつのかたまりにするかわりに足を伸ばしたままで起き上がろうとすると、腰ではずみをつけた動きになってしまい、背骨が反って痛みが誘発される恐れがあります。
次に、
- 前屈みから身体を起こす動作についてです。
まず、覚えていて欲しいことは、前屈みの姿勢から身体を起こす動作は
無意識に出来るものではないということです。その動作の間、常に背筋を伸ばしておくことが原則になります。
前にかがむ場合には、背中を真直ぐに上した状態で、お尻を後ろに引きながら状態を前に倒します。
低い位置で前屈姿勢を保持しなければならない場合は、膝を曲げてそこに肘を置き、身体を支えるようにしましょう。
身体を起こす際には股関節を中心に骨盤を回転させ状態を起こします。
背中が反ったり、丸くなったりしないように、常に背筋をまっすぐに伸ばしておくように注意しましょう。
※ここまでの注意点として気をつけたいこと・・・背中を丸めてしまうと痛みが誘発される恐れがありますので要注意です。
今回は、ここまでで以上となります。
上記の内容をしっかりとまもりながら日々行えば必ずお体のお悩みが解決していくことと思います。お体のお悩みは日常の生活の癖等の積み重ねから起こるものが大半を占めます。是非、正しいやり方で健康への第一歩の切符を掴んでくださいね。