「あんな風に綺麗になりたいなあ」なんて雑誌に載っているモデルさんを見てため息をついた経験は誰にでもあるはず。姿勢?体系?顔?人それぞれフォーカスする場所は違うけどいつまでも綺麗でいきいきとしていたいですよね。でもできるだけ努力はしたくない、なんて簡単にできそうなことを探していませんか?今日はそんなあなたのわがままを叶えます!

面倒臭がりやさんでも体にいいから、と食事・運動・ストレッチ・・・一度はチャレンジしたことはあること思います。ですがいまいち効果を感じられず、今のままでもいいやとあきらめていませんか?確かに栄養バランスは大事だし、適度な有酸素運動も代謝をあげるには必要不可欠。でもそれって、体が栄養や酸素をしっかりと取り入れられる万全の状態であったらの話です。
すべての鍵をにぎるのは○○?!
では万全な状態ってなんでしょう。今までストレッチや運動、食事を気にかけても変化を感じられなくて悩んでいるあなた、「呼吸の質」は気にしたことありますか?
人は呼吸をすることで酸素を取り入れると同時に体液の循環をさせて、栄養を取り入れ体中に送っています。その一連の動きの鍵をにぎるのは肋骨なんです。
あなたの肋骨、硬くなっていませんか?
「呼吸が浅い」それが肋骨が硬くなってるサイン
肋骨の周りにある「肋間筋」や「横隔膜」などの筋肉によって肋骨が引きあがったり引き下がったりして呼吸を動きを手伝っています。この筋肉が柔軟に働くことで肺がふくらむスペースを作ることができます。ですがなんらかの原因でその周りの筋肉がコリ固まってしまうと、肋骨の動きも悪くなっていきます。これが「肋骨が硬い」状態です。肋骨の動きが悪くなると肺も大きくふくらむことができなくなってしまうので呼吸が浅くなってしまいます。
肋骨が硬くなるとどうなるの?
・猫背
・肩や首のこり
・基礎代謝の低下
・むくみ
・アトピー
・頭痛
・疲れやすい
・やせにくい
わかりやすい変化としては肋骨が硬くなると自然と猫背になり姿勢が悪くなってしまいます。猫背は頭が前に出てる状態が続くので首の後ろの筋肉を引っ張って負担がかかり肩や首のこりの原因となります。肋骨は内臓や血管、神経など体にとって大きな役割を持つもののほとんどを覆っているので、硬くなってしまうと内臓の動きも制限してしまい代謝の低下やアトピーなども引き起こしてしまいます。
誰かに肋骨をぐっと固定して貰ってみてください。呼吸が浅くなるだけではなく上を向き辛いなど体の動きにも制限がかかってしまいます。
ひとの体にとって肋骨がどれだけ大事な存在かわかっていただけたでしょうか?
一石何鳥!?
肋骨が硬くなることで姿勢が悪くなるだけじゃなくあれもこれも、なんて最悪なんだ・・・なんて嘆かないでください。裏を返せば肋骨をやわらかくすることによって、猫背だけじゃなく他の悩みも解決できるかもしれません。健康な体へぐっと大きく近づくチャンスです!一石二鳥どころか三鳥にも四鳥にもなるかもしれないですね笑
30秒で「きれい」を目指そう
では、肋骨をやわらかくするストレッチを紹介していきます。いくつかあげますがどれかひとつでも大丈夫です。どのストレッチもポイントは「30秒以上やること」これで周りの筋肉がほぐれ肋骨がやわらかくなってきます。
<ストレッチ①>
胸の真ん中から外側に向けてさする


☆ポイント
・爪を立てず指の腹でかゆい所をかくときのようなイメージ
・往復ではなく「内側から外側にむけて」
・肋骨のでこぼこを感じるくらいの強さ
<ストレッチ②>
座った状態で手を頭の上でクロスさせて組み円を描くように右回り・左まわりでそれぞれ大きく回転する


☆ポイント
・腕だけじゃなく上半身全体を動かすイメージ
<ストレッチ③>
手のひらをぺたっと壁につけて横向きにまっすぐ腕が伸びた状態でたつ
腕の付け根が伸びるように体をひねり、反対の手で付け根の筋肉をしゃかしゃと上下に30秒ほどさする

・手を肩より上、肩より下の状態でも30秒ずつ行うとより効果的
・胸の横から腕の付け根についている筋肉に対して垂直にさするイメージ(画像・青い輪のあたり)
・なでるより少しだけ力を入れて筋肉に少し圧をかける感じ
<肋骨チェック方法>
肋骨がやわらかくなったかどうかわかりづらいと思います。
深呼吸で息を吸い込むとき、両手を広げて少し後方にむけて伸ばすような動作をしますよね。上記で紹介したストレッチをする前と、した後でこの動作をすると手の開く幅やひらきやすさが変わってきます。
肋骨がやわらかくなってくると、自然と呼吸も深くなっていき体の調子も変わってくることでしょう。

さいごに
姿勢をよくしたり、体を健康な状態に保つには運動や食事の栄養バランス、生活スタイルはもちろん大事です。でもあなたがいくら頑張っても体がそれを受け入れる万全の状態じゃないと効果は減少してしまいます。まずは呼吸を見直して、たった30秒の手間で「きれい」を目指してみませんか?