産後から早くも半年が過ぎたけど、あっという間の半年だったのではないでしょうか。
産後から半年過ぎると色々な体の悩みも増えてくる時期でもあります。 特に
体型の変化や体型が戻らないという外見上のお悩みが多くあります。また、授乳もいつまでやったらいいのだろうか?
などです。 様々な情報が入り乱れるなかで何を信じていいのか迷う部分もあります。
今回は整体師の視点から多くの患者さんの臨床の現場で見えてきたダイエット法だったり、授乳の時期などを分かりやすく紹介していきます。
産後から半年、痩せたいけど痩せない
“産後すぐは体力が低下していているし、授乳もあるのでダイエットはNGですが、半年もするとだいぶ体力も回復してきて、授乳もそろそろ卒業?という感じも漂ってきているのでダイエットを始めるなら今からかもしれませんね。
ただ、実際やっている方の8割以上は苦戦しているのが現状なんです。
なぜかというとズバリ3つ
■基礎体力がない
どういうことかというと、筋肉が低下しているため、普通の運動量でも消費が少ないという部分が大きいでしょう。
■内臓の問題
出産や産後の育児などで体の歪みが出て内蔵下垂など働きが弱まることで消化が悪くなりさらに内蔵に負担をかけることで疲労が溜まりさらなる内臓疲労に拍車をかけることがあります。
そして、弱った臓器はエネルギーをため込むために脂肪を付けだします。 怖いですよね。。
■食事や運動をどのようにしたらいいのかわからない
多くの産後の女性はこの問題が大きいと思います。なぜなら産後とは言えど半年過ぎているわけなのでだいぶ体力も回復してきている!が、産前の状態まで回復しているかといえばそうではないということです。
体を動かすといってもジョギングをしていいのか、筋トレをしていいのかとっても悩みますよね。また、体を動かすだけでなく食事を減らすことも重要です。ただ、授乳しているお母さんもいますので断乳してもいいのかどうかなども悩んでしまいます。
これらの問題で不安を抱えながらダイエットをしているという場合もあるかもしれません。
母乳はいつまで与え続けたらいいの?
“産後そろそろ半年経つけどそろそろ授乳はやめてもいいんじゃない
かなーって思っている方もいるかもしれませんね。
しかし、できるだけこの時期まで授乳してほしいのが本音です。
授乳することのメリットもたくさんあります。5つご紹介しましょう。
①赤ちゃんの免疫力を高める
②母性本能を育む
③子宮の戻りを促す(回復)
④幸せな気分になる
⑤ダイエットをしなくても体を引き締めてくれる
ここ数年母乳で育てることが大事という風潮が昔より高まってはきていますが、実際はまだまだです。
授乳で育てないお母さんの中には「授乳だとおっぱいがたれる」という心配をされる方もいます。しかしそんなことはありません。
母乳で育てるということは赤ちゃんにとっても
栄養面で粉ミルクよりも優れています。まあ、お母さんの育児力も向上します。
しかも体も綺麗になります!なので粉ミルクにしようと思っているなら考えを改めてみてはどうでしょうか。
肝心の母乳で育てる機関ですが、出来れば離乳食が始まるまで、出来ることなら1年間は母乳を与えてもらいたいものです。
産後6ヶ月から始める骨盤ダイエットエクササイズ!
■ 骨盤をしなやかにする骨盤ストレッチ!
出産を経験をされた方の腰はたいがい硬いです。硬さを解消してしなやかな骨盤を手に入れましょう。お風呂上りを中心に、1日1~2回を目安に行ってください。
腸腰筋ストレッチ
① 膝立ちになる
② 右足首が左ひざの位置にくるまで、右ひざを前に出す。この状態で左右の骨盤の前後関係をそろえて骨盤を立てる。
鼠脛部が伸びる感じに20秒間。これを3回。反対側も同じ要領でやる。
手書き、しかも下手ですがご了承ください。
骨盤の硬さが取れることで下肢の血流の改善が見込め、内蔵の位置も正され姿勢の改善や足のむくみの改善も期待できます。またたくさんのストレッチがありますが、今回はこれだけご紹介します。
千里の道も一歩から
授乳の時期や授乳することの効果やストレッチをお伝えしましたが如何でしたでしょうか。
普段の姿勢がそのまま愛敬に結びつきますので、重労働といわれている育児ですが、これも、「体を作り上げるトレーニング」だと言い換えることが出来ると思います。
今回ご紹介したトレーニングを育児の合間に入れて、美ボディーを手に入れましょう。