「仕事が忙しい」、「仕事で高いパフォーマンスを求められる」、「上司との人間関係が煩わしい」、「スマホが気になって仕方ない」
皆さんの中にはこのような状態になっている方はいませんか?
文明が発達して暮らしが便利になるにつれて私たちは楽になることはなく、時間的にも精神的にもいつも急かされています。 特に日本は時間や規律、人間関係などを重視するためイライラしたり、心を病んだりしている人が多くいます。
中でも、常にイライラしているという人はいませんか?
もしかすると、あなた自身がイライラ中かもしれませんね(笑)
今回はイライラする原因と対処法をご紹介しストレッチや栄養の観点からもお話をしていきます。
なんで人はイライラするのか
空腹時に仕事で食事を摂れないとき、仕事が終わらない、上司からのパワハラ、飲食店での店員の対応など日常でイラっとしてしてしまうシーンがあると思いますが皆さんはいかがでしょうか?
日常的にイライラしやすい人とそうでもない人がいますが、その違いは何でしょうか。性格的な部分もありますが、身体の状態も影響していきます。一番シンプルな違いは「男」と「女」の違いです。
女性の身体はホルモンの影響を強く受けます。男性と違いどうしてもイライラしてしまう時期というのがあります。
月経前症候群(PMS)がその一つ
近年この症状が取り上げられることが多くなり耳にしたことがある方も多いかもしれません。月経前症候群とは生理の2~1週間前になると、ホルモンや脳神経の変化で起こる肉体的・精神的な変化です。
主な症状としては、怒りっぽくなる、イライラする、無気力、憂鬱、焦燥感、孤独感、集中力の低下など。便秘・腹痛・肩こり・頭痛・だるさなどの肉体的症状が加わることでさらに精神的症状は悪化する悪循環を生んでしまいます。
反対に男性はどうでしょうか?
女性と同様ホルモンが影響していて、男性ホルモンの減少がイライラしやすいという症状を招いているんです。
男性ホルモンは男らしさにかかわるホルモンです。
筋肉や骨格の成長を促進して男らしい体を作ったりしますし、力強くなったりもします。性格も男性らしい性格も男性ホルモンの作用があるからです。
しかし、体力の減退に繋がるだけでなく、集中力の低下や睡眠の質が落ちるなど、さまざまな悪影響が及び、もちろんイライラするということも多くなります。
脊柱をゆるめる体操
こわばった背骨に活力を取り戻す
①仰向けになり、身体をまっすぐ伸ばす。手足は自然に開く
腰はアーチを作るようにする
腕が上がらない人は左右に少し開き、肩甲骨周辺を意識しながら、肩甲骨が最も内側に寄る位置を探す
③骨盤を固定したまま指先方向へ体幹を伸ばし10秒キープ
骨盤を固定したまま、背骨1本1本の間隔をあけるイメージで伸ばす
④ 首から肩にかけて固定したまま脚をかかと方向へ伸ばし、10秒キープ
⑤ 一気に力をゆるめる。3、4を数回繰り返す
動かしにくい側を重点的に行うと身体の左右バランスを調整できる
下腹部まで大きな呼吸が入ればOK!
ミネラル不足からイライラする場合もあります
ホルモンや身体の硬さがイライラの原因と話してきましたが、最後に栄養の偏りもイライラを助長してしまうんです。
「イライラするのはカルシウムが不足しているから」という言葉を聞いたことはありませんか?まさにミネラルが不足すると様々な問題が起きてきますが、カルシウムや血液中のカルシウムの濃度が減少すると、神経や感情のコントロールが乱れ、イラ イラの原因となってしまいます。
ビタミンも必要です。仕事や対人関係などで、ストレスを感じてイライラしたときは、ビタミンCを摂るのがオススメ!
ストレスに対抗するホルモンの副腎皮質ホルモンは、コレステロールからつくられますが、その生成を促すのがビタミンC。 そのためビタミンCが不足すると、上手にストレスを解消できずイライラしてしまうというわけです。
ところが、ビタミンCはストレスがかかると、どんどん消費されてしまいます。。 ストレスを多く抱える人ほど、ビタミンCをたくさん摂取する必要があります。 タバコは、ビタミンCを破壊してしまうので要注意です。
身体のケアが一番のイライラ防止になる
ストレスはないのも身体に害ですが、たまり過ぎると身体に不調が出てきます。ですのでしっかり運動や栄養、休養をしっかり取り管理していきましょう。