
※個人の感想であり、施術の効果には個人差があります。
日常と隣り合わせ!肘の外側が痛むのは○○のせい
雑巾をしぼった時に「ビリッ」、フライパンを持ったときに「ズキッ」何気ない普段の動作の中に肘の外側に痛みを感じていませんか?「得に激しい運動はしてないのになんで?」今回はそんな疑問を浮かべてこのブログにたどり着いたみなさんに、痛みの原因と、とっておきのストレッチを伝授したいと思います。
スマホ肘?
正式には「上腕骨外側上顆炎」以前はテニスなど肘の動きを必要とするスポーツをする方に多く発症するものとして「テニス肘」と呼ばれていますが、現在「スマホ肘」と呼ばれ広く認識される程身近なものになってきています。手の甲側から肘の外側につく筋肉の使いすぎにより付け根である肘に痛みや炎症が起こるものです。
日常に潜む肘の痛みの原因を探れ!
・短橈側手根伸筋:同様に手首を伸ばす働き
・長橈側手根伸筋:手首(手関節)を伸ばす働き
・総指伸筋:指を伸ばす働き
難しそうに見えるこれらの筋肉の使いすぎで痛みや炎症が起こってしまいます。この筋肉は
・フライパンを返す
・ビールジョッキを持ち上げるなどの動作
・ぞうきんをしぼる
・ビンのふたを閉める
・ドアノブをまわす
このように誰もが日常の中で当たり前のようにする行動の中でよく活躍しています。現在それに加えてPCや携帯電話の普及により指を使う機会がさらに増えたので誰にでも起こりうるものとなりました。
半年くらいで治るといわれていますが日常によく使う筋肉なので安静が難しく再発しやすく、悪化すると肘の痛みだけじゃなく、肩こりや頭痛まで引き起こしてしまう可能性があります。
簡単セルフチェック
あなたの肘は大丈夫?!
スマホ肘かどうか簡単にチェックできる方法を紹介します。
■ひとりでチェック
肘を伸ばしたまま手で少し重たいものを持ち上げる
■ふたりでチェック
相手が中指を上から押さえるのに抵抗して、手の甲側に向けて力を入れる
このときに肘外側から前腕にかけての痛みが誘発されたら、スマホ肘です。
ストレッチ
もう痛みが出ているあなたも、これからなるかもしれないあなたも!今、積み重なってる筋肉への負担をストレッチで和らげて痛みの予防・軽減をしていきましょう♪紹介するのは2つ。手の筋肉と首の筋肉のストレッチです。首のストレッチ?!と思う方もいるかと思います。痛みのある部分のケアはもちろんですが、その周りにある筋肉、PCやスマホを扱うときに一緒に使う筋肉やそのときの姿勢によって負荷のかかった筋肉のケアも大事になってきます。
■手のストレッチ
- 痛い方の手のひらを上にしてまっすぐ伸ばし、反対の手で下にぐーっと押さえます。
- 今度は手の甲を上にしてまっすぐ伸ばし、反対の手でぐーっと押さえます。
- 手首あたりから二の腕までやさしくもみほぐしてください。
■首のストレッチ
1.痛くない方の手で頭を斜め後ろにぐーっと引っ張ってください。
2. 胸鎖乳突筋という耳のうしろから鎖骨につながる筋肉を伸ばすイメージで頭を傾けるのがポイントです
3.鎖骨の筋肉の起始部に反対側の手をあて頭を傾けるとより伸びやすくなります。
ひとつの筋肉に限らず回りの筋肉も伸ばして「気持ち良いな」と思うところはこまめにストレッチするといいですね♪
普段のクセを見極める
まったく同じライフスタイルでも、なんともない人と痛みが出る人っていますよね。その違いって、本当に少しの差の積み重ねです。
例えば仕事中、パソコンのタイピンクで強く押してしまう、筆圧が強いなど指を使うときに必要以上に力が入ってしまったり、いつも同じ手同じ持ち方で重たいかばんを持ったり・・・など、普段の何気ない動作に必要以上に負荷がかかることが痛みを引き起こすきっかけとなります。
PCやスマホの使用中に肩が内側に入る・首が前に傾いたり、斜め下を向く状態が続くことにより、首に集まる大事な神経や血管を圧迫し、しびれや痛みが起こるきっかけとなり同時に肩こり頭痛を引き起こす可能性も高くなってしまいます。
さいごに
普段の少し自分のクセや姿勢を見直してみてください。余計な力を抜くことでリラックスでき、これから起こりうる痛みも回避できる、かもしれないですね。
※個人の感想であり、施術の効果には個人差があります。