そもそもぎっくり腰とは?
急性腰痛症突然腰部に腰痛が走る疾患で、
関節捻挫・筋肉の損傷・筋膜性炎症などの症状を言います。
欧米では魔女の一撃と言われているほど、恐ろしく痛いのです。
しかし今回私は、原因不明のぎっくり腰について、お伝えしていきます
原因不明のぎっくり腰とは?
皆さんは原因不明のぎっくり腰のご経験はありませんか?
重いものを持った、くしゃみで腰に負担がかかった、それ以外で原因がはっきりしないぎっくり腰のご経験はありませんか?私はあります。前かがみになっただけで、突然の痛みで2週間以上痛みが引かなかったです。このように原因がはっきりしないぎっくり腰の原因をお知らせします。
内臓疲労で循環が悪くなりぎっくり腰になります。
健康な方は疲れても、ご飯を食べて寝れば1日で疲労はとれます。しかし疲れが取れない方は、内臓の働きの低下、血液の循環不良が起きています。
腰痛は外側の筋肉や骨の痛みと思い、一見すると何の関係もなさそうにも感じますが、実は思っている以上に密接に関係しています。
まず人体の優先順位から考えると、一番守らなければいけないのが脳で、次が内臓です。
内臓はいわば生命維持装置なので、筋肉や骨にはそれを守るという重要な役割があります。
その内臓が弱ると、まず背中側の筋肉が引っ張られます。筋肉はほとんどが対になっており、互いを筋肉を引っ張り合いながら支えていますから、お腹側の筋肉が固くなり始めると、それにつられるように背中側の筋肉も固くなり始めます。
その結果、腰の筋肉に負担がかかり続けている状態になってしまいます。
それでは内臓の疲れるとどんなことが起きるか?
■食欲不振
内臓の機能が弱くなることでおこり、特に消化機能が低下してしまうことでおこります。
■肌荒れ
内臓疲労は、ホルモン分泌に異常をきたすこととなり、皮脂の過剰分泌などホルモンバランスが崩れ、ニキビやカサカサ肌の原因になります。
■免疫力の低下
内臓の働き、循環が悪くなると、体の良くなろうとする治癒力が低下します。その結果免疫力が低下して、風邪やヘルペスや口内炎などにもなりやすくなります。
■倦怠
体がだるくすぐに疲れてやる気がでない症状です。
以上の症状がある方は、内臓が疲れ、ぎっくり腰になるかも知れません。
ぎっくり腰にならないための内臓疲労回復方法
食事、運動、睡眠
今回は食事についてお伝えしていきます。
バランスの良い食事を意識すると、内臓疲労回復に欠かせないビタミンやミネラルなどの消化吸収を改善させることが期待できます。体調に合わせて消化吸収の良いものを選び、よく噛んで食べましょう。
3大栄養素(炭水化物・脂質・タンパク質)は皆さんご存知だと思うので、3大栄養素に重要なビタミンについて紹介します。
なぜビタミンなのかは、ビタミンもたくさんありますが、ビタミンは他の栄養素がうまく働くために機械の潤滑油のように働いています。ビタミンの必要な量は少ないのですが、体の中でほとんどつくることができないので、食べ物からとることが必要です。体で作れるのはビタミンDのみともいわれています。
ビタミンには、水に溶ける水溶性ビタミンと、油脂に溶ける脂溶性ビタミンがあり、それぞれの性質から体への取り込まれ方や代謝に特徴があります。水溶性ビタミンは尿などから体の外へ排泄されやすく、脂溶性ビタミンは体の中に蓄積されやすいため、これをふまえておくと、水溶性ビタミンは少量を頻回とるとよいこと、脂溶性ビタミンは油といっしょにとると吸収がよくなります。
以下は体に負担が少なく摂取できるビタミンと代表野菜です。
野菜は皆さんご存知のように、胃腸の負担が少ないです。
販売食品は添加物や防腐剤など入っていて、今や添加物なしの商品はなかなか目にしません。あえて健康のため、野菜のみのチョイスにいたしました。ご参考下さい。
脂溶性ビタミン
ビタミンA:大葉(青じそ)モロヘイヤ にんじん
ビタミンD:きくらげ しめじ しいたけ
ビタミンE:らっかせい モロヘイヤ かぼちゃ
ビタミンK:パセリ モロヘイヤ あしたば バジル
水溶性ビタミン
ビタミンB1:らっかせい ひらたけ グリンピース
ビタミンB2:ほんしめじ まいたけ モロヘイヤ
ビタミンB3(ナイアシン):ひらたけ らっかせい まいたけ エリンギ
ビタミンB5(パントテン酸):とうがらし ぜんまい モロヘイヤ
ビタミンB6(ピリドキシン):ニンニク とうがらし モトヘイヤ
ビタミンB7(ピオチン):白きくらげ きくらげ マイタケ
ビタミンB9(葉酸):ほうれん草 からし菜 枝豆
ビタミンB12:しじみ あゆ 赤貝 (ビタミンB12のみ野菜からとれません)
ビタミンC:ピーマン にがうり ブロッコリー
以上の野菜をバランスとることにより3大栄養素(炭水化物・脂質・タンパク質)の吸収と働きをアップさせ、内臓が元気になり循環がアップし、治癒力を高め、ぎっくり腰になりにくくなります。